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  • 2010.06.15 Tuesday
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自民大島氏「3人同じように判断したい」ベテラン公認問題で(産経新聞)

 自民党の大島理森幹事長は27日午前、党本部で歴代の党幹事長経験者(現職国会議員のみ)と会談し、次期参院選比例代表候補として焦点になっている山崎拓元副総裁(73)、保岡興治元法相(70)、片山虎之助元総務相(74)の公認問題について、「3人とも同じように判断したい」と述べた。「片山氏のみ公認すべきだ」という参院執行部の考えに否定的な見解を示したものだ。

 会談で大島氏は「片山氏に地元の岡山選挙区での出馬を進めたが固辞された」と説明。「丁寧な手続きを踏んだ上で、時間をかけずに判断したい」と述べた。

 会合では「3人のうち1人だけ認めてはならない」など、片山氏のみを特別扱いしないよう求める声が続出。「70歳以上の有権者も多く、今後の課題として『70歳定年制』という党の内規は見直すべきだ」(武部勤元幹事長)という意見も出たが、最終的に3氏の処遇について、党執行部の判断に委ねることで一致した。

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高校生留学、18・5%減 不況の影ここにも(産経新聞)

 平成20年度に海外に留学した高校生は延べ3190人で、2年前より18・5%減少したことが28日、文部科学省の調査で分かった。3カ月未満の研修旅行は延べ2万7025人で、11・8%減少。文科省は「減少傾向は以前からあったが、今回の落ち込みは不況の影響ではないか」と話している。調査は昭和61年度から隔年で実施している。

 調査結果によると、生徒を留学させた高校数は延べ1627校(公立773校、私立854校)で、前回調査の延べ2004校から400校近く減少した。一方、海外への修学旅行の参加者は延べ17万9573人で、1・0%増加。文科省は留学関係者の話として「現地で勉強しなければならない留学より、気軽な修学旅行の方が好まれる傾向がある」と説明している。

 行き先で多かったのは、留学は(1)米国(2)ニュージーランド(3)カナダ、修学旅行は(1)オーストラリア(2)米国(3)韓国−の順だった。

 海外から教育旅行で日本の高校を訪問した生徒数は延べ3万3615人で、前回より10・7%増。国・地域別では(1)韓国8910人(2)台湾7320人(3)中国6294人(4)米国2832人。

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小沢幹事長 「包み隠さず申し上げた」 聴取後に会見(毎日新聞)

 疑惑は晴らせたか−−。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で23日、東京地検特捜部が行った小沢氏への事情聴取。検察側が重ねた聴取要請に対し、小沢氏が「国民の理解を得られる状況を作れる」と判断し、ようやく実現した。果たして小沢氏の説明は検察側の納得を得られたのか。【鈴木一生、山本将克、松谷譲二】

 同日午後8時15分、事情聴取が行われた東京都千代田区の「ホテルニューオータニ」1階の「芙蓉(ふよう)の間」に設けられた記者会見場。小沢氏は弁護士2人とともに約300人の報道陣の前に姿をみせた。議員バッジを付けた紺色のスーツに同色のネクタイ。無数のフラッシュを浴びて着席する際、「よし」と気合を入れるような声を出し、ゆっくりとした口調で語り始めた。

 冒頭、「午後2時から午後6時半まで特捜部に事情の説明を行いました。隠し立てするようなことではございませんでしたので、私の記憶している限り、包み隠さず、お話を(検察官に)申し上げた」と述べた。聴取の模様については「私の立場からはまったく分からない、いろいろな角度から質問を頂いたが、具体的に知っている限りのことを申し上げた」と淡々と述べた。

 注目された聴取は午後2時ごろ、ホテルニューオータニ37階にある、小沢氏本人が泊まっていた部屋で行われた。眼下には100人以上の報道陣。検察側は事件捜査を担当する特捜部特殊1班の主任、木村匡良(まさよし)検事が調べに臨んだ。

 聴取開始直前、廊下を行き来する記者らに警護官(SP)が「報道関係者はフロアから離れて」と促した。室内の様子はうかがえないまま、聴取は午後6時半ごろまで及んだ。

 小沢氏は前日の22日夜、札幌市で開かれた民主党北海道の新春パーティーに出席後、とんぼ返りで都内へ。降り立った羽田空港では報道陣の呼びかけに応えることなくニューオータニに入った。それまでの数日間、このホテルで弁護士らと毎晩のように「聴取対策」とみられる打ち合わせを続けていた。

 23日朝、陸山会事務担当者として逮捕され東京・小菅の東京拘置所に拘置されている民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)は、接見した弁護士から小沢氏の聴取実施を聞かされ「あ、そうですか」と述べた後、「自分はともかく、小沢先生が虚偽記載になるんですかね」と話したという。ホテル周辺の騒然とした雰囲気に、一般の利用客は「何が起きているのか」と驚いた様子。福岡市南区の会社員男性(70)は「小沢さんはダーティーなイメージがあるが、小沢さんがいない民主党は心もとない。説明責任を果たしてほしい」と話した。

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 ■転機はオウム事件と大震災 直感的にチェルノブイリが浮かんだ。

 −−大学院時代には英国留学されてますが、どうでしたか

 ヤノベ 交換留学制度でロンドンにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アートに短期留学しました。そしてナショナルギャラリーでゴッホの「ひまわり」を見たんですが、心の底から美しいと思った。教科書で見たときには何とも思わなかったのに。本物を前に絵の具の置き方を見た瞬間に感動がわき起こった。同時に、横で学校の授業で多くの子供たちも同じ絵を見たんですが、本物を見たこの子たちと、日本で教科書で同じ絵を見ていた自分との差に愕然(がくぜん)とした。美しいと思える体験は自分からオリジナルを求めないといけないと痛感した。そういった意味でいうと、自分のなかにあるドキドキ感は、アニメやSFなどのサブカルチャーにあると再認識したんです。

 −−インスピレーションを得たわけですね

 ヤノベ 帰国後に、体験型彫刻作品「タンキング・マシーン」の制作にとりかかりました。これは、鑑賞者が瞑想(めいそう)できるタンクで外見は卵型で内部は体温と同じぐらいの2トンの生理的食塩水が入っている。このタンクのなかで自分を見つめ直すことができる。つまり母体内回帰が体験できる装置になっているんです。

 −−それがデビュー作ですか

 ヤノベ 平成2年でした。この作品をきっかけに僕も自分を見つめ直し、同時にアーティストとして生まれ変わったといえる。

 −−創作するうえで大きな壁にぶち当たることはなかったですか

 ヤノベ 大きな転機となったのは平成7年のオウム事件と阪神・淡路大震災です。オウム信者が起こした地下鉄サリン事件では、妄想世代の信者が人をあやめてしまう。僕も妄想をキーワードにしてやってきただけに、表現の限界を感じた。さらに震災をニュースで見て、「廃墟からのサバイバル(再生)」をかかげながら、生ぬるい美術館で作品を展示することはできないと思った。

 −−どう解決したのですか

 ヤノベ デビュー後にベルリンに滞在した経験から、直感的にチェルノブイリの町が頭に浮かんだ。人がいなくなった都市にある遊園地に黄色の観覧車があると聞いて、そこへ行けば自分の中の何かが変わり、違う次元に行けると思いました。

 −−町にはどうやって入ったのですか

 ヤノベ アメリカ人のフォトジャーナリストとともにウクライナ政府からの許可を得ました。1週間ほど滞在しましたが、想像とはまったく違った。原子炉から30キロ圏内は放射能濃度が高く、人が住むのは禁じられていたが、住み慣れた村に帰りたいとお年寄りたちが戻っていた。

 −−現地ではどんな活動をしたのですか

 ヤノベ 放射能を感知する機能を持つ防護服のアトムスーツを着用して写真を撮影しました。「アトムスーツ・プロジェクト」というパフォーマンスだったんですが、歓迎する人、怒り出す人などさまざま。最も衝撃的だったのは3歳の子供との出会いだった。両親が離婚したために母と祖母と暮らしていた。それを見たときのやるせなさと人間が地球に対して冒した行為への憤りがわき起こった。それは自分に対しても同じで、写真をとって利用する表現者としての自分がいるという現実。ここの人たちの魂を利用しているのではないかという葛藤(かつとう)がつき回った。だが、啓示的な体験だった。ボディーブローのように効いて、その後の作品に大きな変化が起こったのは間違いない。(聞き手 今西和貴)

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警察庁長官、平岡さん事件の捜査本部を激励(読売新聞)

 島根県立大1年、平岡都さん(19)(島根県浜田市)の遺体が広島県内の山中に遺棄された事件で、警察庁の安藤隆春長官が20日、島根、広島両県警の合同捜査本部のある島根県警浜田署を訪れ、「必ず解決するんだという使命感と、一致団結した力が解決の鍵。強い気持ちがあれば道は開ける」と捜査員を激励した。

 安藤長官は、捜査員約100人に「犯罪の痕跡や人の記憶の熱はまだ冷めていない。集中力を維持して緻密(ちみつ)な捜査を」と訓示。平岡さんのアルバイト先周辺などを視察。県立大で平岡さんの遺影に献花した。

 献花後、安藤長官は「事件の残忍さを認識した。女性を狙った犯罪の防止を進めたい」と話した。

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<土地購入事件>小沢氏、今週末にも聴取 地検に応諾伝える(毎日新聞)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、小沢氏側は19日、任意での事情聴取に応じる意向を東京地検特捜部に伝えた。既に日程調整が始まったとみられ、早ければ今週末にも事情聴取が行われる見通し。

 事件では衆院議員、石川知裕容疑者(36)ら3人が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕された。04年10月に小沢氏から4億円を受領し東京都世田谷区の土地を購入しながら、資金受領や土地購入を同年の政治資金収支報告書に記載しなかった疑い。特捜部は原資を巡り小沢氏の妻にも聴取を要請した。

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地球生きもの委員会設立へ(産経新聞)

 環境省は19日、生物多様性の保全活動を進めるため「地球生きもの委員会」を25日に設立すると発表した。今年が国連が定める国際生物多様性年であり、10月に名古屋市で生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれることから、記念行事などを通じて国民に生物多様性への取り組みを促す。

 メンバーは岩槻邦男・東大名誉教授や山岸哲・山階鳥類研究所長や歌手で国際自然保護連合(IUCN)親善大使のイルカさんのほか、日本経済団体連合会や経済同友会、日本商工会議所など経済界からも参加する。

 25日には、委員会設立にあわせ新たに「地球いきもの応援団」のメンバーになる歌手の土屋アンナさんや女優の中嶋朋子さんらが出席、自らが生物を守るために何をするかを宣言する予定だ。

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「厳粛に受け止め見守る」=石川議員逮捕で官房長官(時事通信)

 平野博文官房長官は15日夜、民主党の石川知裕衆院議員が政治資金規正法容疑で逮捕されたことについて、取材に対し「厳粛に受け止めて見守るしかない」と述べた。
 政府高官は、鳩山政権への影響について「当然あるだろう」と語った。 

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 東京都港区南青山のマンションの一室で昨年11月、住人の飲食店従業員、五十嵐信次(のぶじ)さん=当時(74)=が殺害された事件で、現場マンションから指紋が見つかっていた無職の男(59)=器物損壊罪で起訴=が事件に関与した疑いが強まったとして、警視庁赤坂署捜査本部は19日、強盗殺人容疑で男を近く再逮捕する方針を固めた。

 捜査本部の調べによると、五十嵐さんは昨年11月16日午前11時40分ごろ、自宅の布団の上でうつぶせの状態で死亡しているのが見つかった。首を鋭利な刃物で切られていた。現場には、五十嵐さんの財布や、店の売上金とみられる現金数万円が入った別の財布も残されていたが、物色されたような跡もあった。

 捜査関係者によると、現場マンションの手すりから男の指紋が検出されたほか、事件発覚の前日の15日に酷似した男が現場近くの防犯カメラに写っていた。

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大阪・槙尾川ダム 継続か中止か悩む橋下知事(産経新聞)

 ■地元動揺「ここまで進んでいるのに…」

 継続か中止、縮小か−。大阪府が和泉市で進めている槙尾川ダム事業をめぐり、橋下徹知事が悩んでいる。平成22年度予算案の編成作業が本格化する中、事業の見直しで少しでも予算を確保したいが、地元住民の安全も無視できない。国土交通省によると、事業を中止すれば、本体工事に着手したダム事業としては全国初となる。橋下知事は19日、改めて予算編成に間に合うように結論を出す意向を示したが、長年ダムを待ち望んできた地元住民の間には動揺が広がっている。

 「ここまで現場は進んでいるのに、やめる理由なんてありますか」

 轟音(ごうおん)をたてて重機が稼働する槙尾川ダムの本体工事現場。大畑など地元3地区の住民有志約30人でつくる「槙尾川ダム対策委員会」の坂口陸夫委員長(78)は、ダム建設の必要性を訴えた。

 坂口さんの先祖は代々、現場下流の大畑地区でミカンを栽培。いまは自宅隣で縫製工場も営んでいる。

 昭和57年の台風10号では槙尾川があふれ、地区のミカン畑や水田が冠水。流木にも覆われた。翌58年、大畑地区の会長に選ばれると、さっそく大阪府に治水対策を要望。この交渉過程でダム構想が浮上した。

 「槙尾川は戦後、何度も氾濫(はんらん)してきた。近年はゲリラ豪雨などで危険度も増している。洪水時に水をためる治水ダムがあれば、地元住民も安心できる」

 住民有志に呼びかけて槙尾川ダム対策委員会を結成し、住民への協力要請や用地買収の説得にあたった。地元の熱意に後押しされ、府も平成3年、ダムの実施計画調査を始めた。

 7年夏の大雨では、建設予定地の下流で槙尾川があふれ、周辺の約100軒が浸水した。「まるでダムの必要性を実証するような大雨被害でした」

 20年2月に就任した橋下知事も、就任直後に現地を視察。ダムの必要性を訴える坂口さんの説明に、大きくうなずいたという。府はダム事業などの予算執行を一時見合わせたが、橋下知事は「必要性は認めている」と発言。府は21年5月、本体工事に着手した。

 坂口さんが「雲行きが怪しい」と感じ始めたのは、政権交代が起きた直後の21年10月。国政レベルでダム事業の大幅見直しが進む中、橋下知事もダム事業全般について「精査したい」などと発言し始めた。そして同12月、知事はダム事業全般を再検証するための有識者会議を設置し、具体的な再検証対象として槙尾川ダムを挙げた。

 同会議では、槙尾川ダム事業の是非について専門家の間でも意見が分かれ、最終的な判断は橋下知事に委ねられた。

 「大阪府南部は、人口の多い北部に比べてダム建設が後回しにされてきた。私たちも同じ税金を払い続けてきたのに、今さら中止されては不平等だ」。坂口さんは願うように訴える。「今は橋下知事の判断を信じるだけです」

                   ◇

【用語解説】槙尾川ダム

 大阪府が平成3年、和泉市の大津川水系・槙尾川で実施計画調査に着手した重力式コンクリートダムで、ダム高43メートル、総貯水量140万立方メートル。ダム単体の総事業費は128億円で、半分を国が助成する。用地買収の95%、府道付け替え事業の53%が完了しており、21年5月に本体工事に着手。27年度の完成を目指している。

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